うちわ祭りの歴史
うちわ祭りは埼玉県の熊谷で毎年行われている関東最大規模の祇園祭です。
ますます暑くなって夏のはじまりを告げる行事がうちわ祭りです。
動員数毎年70万人を超える観光客が訪れることでも有名でしょう。
うちわ祭りの歴史は古く、流れは京都の八坂神社から汲まれています。
元々は客に厄除けを表わす赤の、赤飯を振舞っているお祭りでした。
ところが、泉州という料理屋のご主人が当時の生活に必要性の高かった
うちわを振舞ったところ、これが大変評判がよかったのです。
その評判からみんなうちわを客に振舞うようになって、人気を呼び
現在の形へと移行していったのです。
うちわ祭りという名称もここから生まれました。
うちわ祭りの見所
うちわ祭りにはそれぞれの町から全12の山車屋台がでます。
町ごとに細工を凝らして特色を出しています。
山車に人形の乗ったものなど、他ではなかなか見ることができないでしょう。
山車屋台自体も普段見るものと違って、
うちわ祭りのものは鉦が多く取り付けられ、彫りや金細工などとても華やかです。
そして最大の見所はこれがなければうちわ祭りではないと言われている
叩き合いです。
叩き合いとは、山車屋台同士が出会いお囃子を鳴らしあうものです。
全12の山車屋台が一斉に集まり合わせる叩き合いはまさに感動。
その時には観客の熱気も最高潮に達して、有名なうちわ祭りの叩き合いを
ひと目見ようと詰め掛ける為に、会場は身動きもとれなくなるほどです。
お囃子にも町ごとの違いがあるので注意して聴いてみるとよいでしょう。
うちわ祭りのおおまかな流れ
うちわ祭りは全3日の工程で行われます。
まず1日目早朝に八坂神社から神様を乗せた神輿が出発することでうちわ祭りは始まります。
神輿がお仮屋と呼ばれる、お祭り広場の祭りの間にだけ設置された場所に安置されます。
午後には、いよいよ山車屋台が登場してあちこちで規模の小さい叩き合いが見られるでしょう。
夕方からはそれぞれ活動していた山車屋台が一斉に駅を目指して移動しはじめます。
地図や動画を参照にされるとよいとおもいます。
そしてうちわ祭りのメインイベントのひとつ、初叩き合いが開始されます。
うちわ祭り2日目には巡行祭が行われます。
山車屋台が人混みや露店を縫って一列に町を進む様は圧巻です。
地図でしっかりとルートを確認しておきましょう。
お祭り広場に到着した山車屋台は神主さんに1台ずつお祓いを受けます。
うちわ祭りにいったら是非この雰囲気も味わってみてください。
その後は一旦うちわ祭りは休憩となり、また夜に再開されます。
夜は山車屋台が巡行を行いながらあちこちで叩き合いがはじまる音が聞こえた頃からスタートします。
直後からうちわ祭り2日目は盛り上がり続けていきます。
そして一堂に会した山車屋台、全12台が一斉に叩き合いをはじめます。
うちわ祭りの中で最も人気が高く、最高潮に達する瞬間です。
動画でもとても人気のあるシーンです。
ファンの間でも、この2日目は高い評価をされています。
最終日3日目のうちわ祭りはお祭り広場に向かって集まってきた山車屋台が
叩き合いをはじめるところからが最も面白いと思われます。
今までと違った長い時間をかけてのお囃子合戦は観客も呑まれて一体感を感じさせます。
それから山車屋台がお祭り広場に入場して、さらに叩き合いがヒートアップします。
動画などでご確認ください。熱気が伝わってくるのではないでしょうか。
その間に関係者の挨拶や年番送り、奉納などが行われ熊谷締めという締めの手拍子で
うちわ祭りは終了します。
その後観客も帰った深夜0時頃に神様を元の八坂神社に送る還御祭がしめやかに行われて
その年の全工程が完了します。